2014年12月25日木曜日

降誕日

聖ヨセフの教会にある聖家族の姿が描かれた祭壇。

正面にある像
誕生直後からキリストの受難は始まり、
ヘロデ王の殺害の手を逃れてエジプトへ。
 
その中で両親の愛にはぐくみ育てられていきます。
 

2014年12月20日土曜日

待降節⑤

ナザレにある受胎告知教会

そして外庭にある
天使ガブリエルとマリアの
受胎告知の場面の像

2014年12月15日月曜日

待降節④

聖誕教会の地下にある有名な銀の星形のはめこまれた祭壇。
「ここにてイエス・キリストは生まれたまえり」
という文字が刻まれ、多くの人がこの地を訪れ、
この星の中に手を伸ばしてキリストの降誕地に触れていく。


 
同じ地下の一角にはあまり注目されていませんが
東方の博士がキリストに捧げたという宝物を象徴するものが。
 
「彼らが王の言葉を聞いて出かけると、
東方で見た星が先立って進み、
ついに幼子のいる場所の上に止まった。
  学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、
黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイ 2:9-11)」
 
 

2014年12月10日水曜日

待降節③


ベツレヘムの隣町、ベト・サフールというところに。
このあたりがルカ福音書に出てくる
羊飼いの野と言われ、記念の教会がある。
 

教会から下に降りると小さな洞窟も礼拝堂に。


羊の番をする羊飼いたちが
寒さや風雨をしのぐために利用した
とも言われ、天井には焚火による煤の跡も。

その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。
すると、主の天使が近づき、
主の栄光が周りを照らしたので、
彼らは非常に恐れた。
(ルカ2:8)


2014年12月5日金曜日

待降節②

 
世界中で祝われているクリスマス。
しかし、その本当の意味を知り、
味わっている人はほんのわずかかもしれません。


「神は、独り子を世にお遣わしになりました。
その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。
ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」
(Ⅰヨハネ4:9)

2014年11月30日日曜日

待降節①

2014年は11/30(日)から教会暦で
待降節(アドベント)。
クリスマスまでの4週間。

キリストが誕生されたクリスマスを
待望しそれを喜び祝うと共に、
これから来られる再臨のキリストを
待ち望む特別な期間です。

2014年9月25日木曜日

ユダヤ暦新年


2014年9/25(正確には24日の日没)から
ユダヤ暦の新年が始まります
ユダヤ暦5775年。

実りの季節の象徴であるりんごにハチミツをつけて、
「シャナー・トヴァー・ウメトゥカー」
(良き甘き年でありますように)と祝福します。

2014年9月20日土曜日

花咲く風景④シクラメン

イスラエルの国の花は“シクラメン”です。
 
日本では温室で栽培され、
 
鉢植えで売られているものがほとんどですが、
 
 
 
野原に、岩場に、道端に、 
 
咲いている姿を見ることができます。


雨季に入ってから、
 
冬場にかけて次々と花を咲かせ、

見頃になります。

 
 
 
岩場に隠れるように咲いているのもとても愛らしい姿です。
 
 


 

2014年9月15日月曜日

花咲く風景③菜の花

鮮やかな黄色い菜の花。
 
春にイスラエルを訪れると
 
あちらこちらで
 
一面に咲いている様子を
 
目にすることができます。
 
 

 
一つ一つの花も
 
可憐な美しさです。
 

「人の生涯は草のよう。

野の花のように咲く。(詩篇103:15)」


2014年9月10日水曜日

花咲く風景②アイリス

咲き始めをやっと捉えた一輪のアイリス。

岩場や荒野に球根があり、

雨の季節に水分を得て一気に成長します。



荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。 



花を咲かせ 大いに喜んで、声をあげよ。

砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。

人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。
(イザヤ35:1-2)





2014年9月5日金曜日

花咲く風景①アネモノ


一面に咲き誇るアネモネの花

雨が降ると、草が生い茂り
美しい野原になりますが
乾期には干からびた風景。
ひとつひとつが美しい姿。
 
「野のがどのように育つのか、
注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、
このの一つほどにも着飾ってはいなかった。 」
(マタイ6:28-29)
 
 
 

2014年7月30日水曜日

エルサレム⑥

 
南側から望むエルサレムの情景
よく目に付く黄金のドームや神殿の丘、城壁など。

山並みからはっきりと目だって見える高い塔↑は
へブライ大学、ハルハツォフィーム(展望山)の塔。
 
左端の山並みはオリーブ山です。
(ひとつの山ではなく三連山)
「その日、主は御足をもって
エルサレムの東にある
オリーブ山の上に立たれる。」
(ゼカリヤ14:4)



2014年7月25日金曜日

エルサレム⑤

 
オリブ山からエルサレムの町を展望。 
 正面に見えるのが
神殿の丘。

その左側をクローズアップすると
壁の外にあるのは
第2神殿時代の階段です。


「朝早く、再び神殿の境内に入られると、
民衆が皆、御自分のところに
やって来たので、
座って教え始められた。 」
(ヨハネ8:2)

2014年7月20日日曜日

エルサレム④


主泣きたもう教会からのエルサレム。
エルサレムの市街を一望する窓に面した祭壇。


「エルサレムに近づき、都が見えたとき、
イエスはその都のために泣いて、
言われた。『もしこの日に、
お前も平和への道をわきまえていたなら……。
しかし今は、それがお前には見えない。 」
(ルカ19:41-42)

2014年7月15日火曜日

エルサレム③

エルサレムの夜景
暗い中に浮かび上がる美しさがあります。


「シオンの義が
朝日の輝きのようにあらわれいで
エルサレムの救いが
燃えるたいまつの様になるまで
わたしはシオンのために黙せず
エルサレムのために休まない」
(イザヤ62:1)


2014年7月10日木曜日

エルサレム②

オリブ山から望むエルサレム
「御旨のままにシオンを恵み
エルサレムの城壁を築いてください。」
(詩編51:20)

2014年7月5日土曜日

エルサレム①


ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の
聖地であるエルサレム。
「平和の町」という名とは
程遠い状態ですが・・・
 


旧市街の神殿の丘にある、
神殿の西の壁。
嘆きの壁と呼ばれるユダヤ教徒の祈りの場。

その上を見上げると黄金い輝く
「岩のドーム」の丸井屋根が。

エルサレムの平和を求めよう。
「あなたを愛する人々に平安があるように。」
(詩編122:6)

2014年6月30日月曜日

シオンの丘⑥鶏鳴教会2

 建物の正面から。
屋根の上には象徴的に風見鶏が。
 聖堂の天井に輝く美しい十字の印
イエスが歩かれたその石段。

「人々はイエスを捕らえると、
大祭司カイアファのところへ連れて行った。
そこには、律法学者たちや
長老たちが集まっていた。 」
(マタイ26:57)


2014年6月25日水曜日

シオンの丘⑤鶏鳴教会


シオン門の東の松林に囲まれた丘の上にある
鶏鳴教会。
祭司カヤパの官邸の跡であり、
イエスが裁きを受けた場所。

そして教会の名前の由来となったのは
鶏が鳴く前にイエスの事を知らないと言ってしまった
ペトロの姿。

「ペトロは、「鶏が鳴く前に、
あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」
と言われたイエスの言葉を思い出した。
そして外に出て、激しく泣いた。 
(マタイ 26:75)」

2014年6月20日金曜日

シオンの丘④マリアの永眠教会 内部

地下の聖堂には聖母マリアの像が。
象牙と桜の木で作られている
美しい姿です。
 一階には高い天井を持つ聖堂。
モザイク画やちりばめられています。
多くの巡礼者が訪問し、
厳かな空気が漂っています。


また、立派なパイプオルガンもあり、
演奏会が開かれることも。

「マリアは言った。「わたしの魂は主をあがめ、  
わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。 
(ルカ1:46-47)

2014年6月15日日曜日

シオンの丘③マリアの永眠教会

シオン門を出て南にある
マリア永眠教会。

聖母マリアを記念して建てられた
エルサレム最大の教会であり、
ひときわ目を引く立派な建物です。

「マリアは言った。
「わたしは主のはしためです。
お言葉どおり、この身に成りますように。」
(ルカ1:38)」

2014年6月10日火曜日

シオンの丘②聖霊降臨

教会暦では今年(2014年)の6/8が
ペンテコステ(聖霊降臨祭)。

その舞台となったのが、
シオンの丘にある部屋。


有名な最後の晩餐が行われたのも
この同じ部屋。


同じ地域にある教会堂の地下には
ペンテコステの出来事を記念した
美しい壁画が。(マリアの永眠教会の地下聖堂の一角)

「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、
彼らが座っていた家中に響いた。
そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、
一人一人の上にとどまった。
 すると、一同は聖霊に満たされ・・・。」
(使徒2:2-4)

2014年6月5日木曜日

シオンの丘①シオン門

エルサレムの旧市街の南西、
シオンの門から出たあたりが
「シオンの丘」と呼ばれる一帯。

まずはシオン門。

シオンの丘にダビデの墓もあることから
「ダビデの門」とも呼ばれます。

独立戦争時にはこのあたりでも
激しい銃撃戦があり、
その弾痕が今も数多く残っています。

「天地を作られた主が
シオンからあなたを
祝福してくださるように。」
(詩編134:3)


2014年5月30日金曜日

カイサリア⑥時の流れの中で

ヘロデ王の作品。
人工的に埋め立て作ったという宮殿の
海に突き出した展望部分。
長い時を経て、今では自然が勝っています。


多くの見学者・観光客が訪れ
何気なく歩いている道も立派な遺跡。
ここに刻まれた溝は何百年も前に、
滑り止めのために加工をされたものです。

「それゆえ、彼らの道は
すべる岩のようになり
彼らは暗闇の中を追われて倒れる。
わたしが彼らに災いを
彼らを罰する年を臨ませるからだと
主は言われる。(エレミヤ23:12)」
 
すべらない石なら大丈夫!?

2014年5月25日日曜日

カイサリア⑤ヒッポドローム


後代に広がる整えられてた広場。
ローマ時代のヒッポドローム(競馬競技場)です。
 ベンハーの舞台と言うわけではありませんが、
そのようなイメージの場所です。
写真からでは味わえないくらいものすごくだだっ広くて壮大な競技場です。
「勇士たちよ、馬に乗り/戦車を駆って突進せよ。」
(エレミヤ46:9)

2014年5月20日火曜日

カイサリア④十字軍要塞


さらに時代が進み、十字軍時代にも
軍事的要所として要塞が作られました。

 攻撃に備えて見張りの高台。
美しい天井の建築構造も十字軍時代のものです。

「人々は見張りの塔を建て
館を建て連ねたが
すべては廃虚に帰している。 」
(イザヤ23:13)



2014年5月15日木曜日

カイサリア③円形劇場


同じくローマ時代の有名な遺跡である円形劇場


よく響いて素晴らしい自然の音響システム。
海からの風向きを計算に入れて
舞台の方向が決められたということ。
広い劇場の隅々まで音が届くように作られているそうです。
今でもコンサートなどに実際に使用されています

兵役の人たちや学生の団体も訪れ、
説明を聞いていました。
ローマ時代も兵隊の駐屯地の一つでした。

「騎兵たちはカイサリアに到着すると、
手紙を総督に届け、パウロを引き渡した。 」
(使徒23:33)